和のギャラリー「昌の蔵」は土蔵のある京町家の貸教室・貸ギャラリーです。
明治11年(1887年)に建てられた切妻造本瓦葺二階造の土蔵の数少ない栂普請の座敷棟は、平成19年秋に、京町家作事組によって修復され、新しく和の空間として生まれ変わりました。
ここは、かって富岡鉄斎(1836-1924)氏を初め、今尾景年・竹内栖鳳氏らが集い、文化の華を咲かせた古き時代の面影が漂う落ち着いた空間です。さらに古くは、鎌倉時代の「正中の変」(1324年)における多治見国長の屋敷跡で、「太平記絵巻」に描かれているようにここで国長は20人の家来と共に数千人の六波羅探題と相対し、覚悟を決めた場所でもあります。